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夏の塗装工事はここに注意!外壁・屋根の「表面温度」がもたらすリスクと失敗しない対策

こんにちは。今日の熊本市はとても暑いですね💦💦

もう、熱中症に注意ですね💦

本日は、夏の塗装工事はここに注意!外壁・屋根の「表面温度」がもたらすリスクと失敗しない対策について

夏の時期に外壁塗装や屋根塗装を検討される方は非常に多くいらっしゃいます。「夏は天気が良いからペンキが早く乾きそう」というイメージを持たれがちですが、実は夏の塗装には「外壁や屋根材の表面温度が高すぎる」という、施工上非常に注意しなければならないリスクが潜んでいます。

本記事では、夏の塗装工事において「表面温度」がなぜ重要なのか、高温度がもたらす具体的なリスクや、信頼できる業者が行っている対策についてプロの視点から徹底解説します。


1. 夏の外壁・屋根の「表面温度」は想像以上に高い!

夏場、私たちが体感する気温が35°Cを超える猛暑日の時、直射日光を浴び続ける外壁や屋根の表面温度が何度まで達しているかご存知でしょうか?

  • 外壁の表面温度:50°C〜60°C(色や素材によってはそれ以上)

  • 屋根の表面温度:70°C〜80°C

特にガルバリウム鋼板などの金属製屋根や、黒・紺などの濃い色系の外壁材は熱を吸収しやすく、目で見えないほどの熱気を持っています。 塗装に使用する塗料は、このような「超高温状態」の場所に塗られることを想定して作られてはいるものの、限界を超えた高温下での施工は数々の不具合(施工不良)を引き起こす原因になります。


2. 表面温度が高すぎるとどうなる?夏特有の3大塗装リスク

外壁や屋根の表面温度が高すぎる状態で無理に塗装を進めると、以下のような重大なトラブルが発生するリスクが高まります。

① 塗料の「ふくれ(バブル)」や「ピンホール」の発生

塗料は通常、下塗り・中塗り・上塗りと層を重ねて乾燥させることで強固な防水膜(塗膜)を形成します。 しかし、下地(外壁や屋根)の温度が高すぎると、塗料を塗った瞬間に表面だけが急激に乾燥して幕を張ってしまいます。 その結果、塗料の内部に含まれる水分や溶剤が蒸発できずに閉じ込められ、後から気体となって内側から押し上げられます。これが、塗装面の「ふくれ(気泡)」や、針で突いたような小さな穴「ピンホール」の原因になります。

② 乾燥が早すぎて生じる「色ムラ」や「平滑性の低下」

プロの塗装職人は、ローラーやスプレーを使って均一な厚みになるよう美しく仕上げます。 しかし、表面温度が高いと塗料の伸びが悪くなり、職人が塗り広げる前に乾き始めてしまいます。これにより、塗った境目に段差ができたり(ローラー目)、光の当たり方で波打って見える「色ムラ」が発生しやすくなります。

③ 塗膜の寿命(耐久性)の低下

急激な乾燥や気泡の発生は、塗料本来の性能(耐候性や防水性)を著しく低下させます。本来なら10〜15年持つはずの高耐候性塗料であっても、施工不良が原因で数年で剥がれてしまうといった最悪のケースにつながる恐れがあります。


3. 【重要】塗料メーカーが定める「施工の基準」

実は、塗料メーカーの仕様書には、塗装を行ってはいけない気象条件が明確に定義されています。一般的には以下の条件に当てはまる場合、塗装工事は原則「ストップ(施工不可)」となります。

【一般的な塗料の施工NG条件】

  • 気温が 5°C未満 のとき

  • 湿度が 85%以上 のとき、または結露の恐れがあるとき

  • 換気や乾燥が不十分なとき、または下地が濡れているとき

夏場は「気温5°C未満」「湿度85%以上」にはなりにくいですが、見落とされがちなのが「下地の状態(高温すぎる状態)」です。メーカーによっては、カタログや技術資料に「塗装面の温度が高すぎる場合は、塗装を避けるか、適切な対策を講じること」と注意書きがなされています。


4. 夏の厳しい環境でも高品質な塗装を実現する「プロの対策」

「じゃあ、夏には塗装工事をしない方がいいの?」と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。 技術力と知識のある優良業者であれば、夏の表面温度をしっかりと計算に入れた上で、以下のような対策を徹底して施工を行います。

対策①:日陰を追いかける「施工順序の工夫」

太陽の動きに合わせて、直射日光が当たらない(または当たりにくい)面から順番に塗装を進めます。

  • 午前中: 日差しがまだ弱い西面や北面、または温度が上がりきっていない時間帯に屋根を施工。

  • 午後: 日陰になる東面を中心に施工。

このように、建物の場所ごとの表面温度を職人が見極めながらスケジュールをコントロールします。

対策②:塗料の「希釈率」や「乾燥時間」の微調整

塗料は現場で水やシンナー(希釈剤)を混ぜて使いやすい硬さに調整します。夏場は乾きが早くなることを見越して、メーカーの規定範囲内でわずかに希釈量を増やしたり、乾燥を遅らせる特殊な添加剤(リターダー)を使用したりして、塗料が滑らかにレベリング(平滑化)するように工夫します。

対策③:朝夕の涼しい時間帯の活用と、無理のない工期設定

表面温度がピークに達する昼前後の時間帯は、無理にデリケートな上塗り作業を行わず、養生(マスキング)の準備や、乾燥時間(インターバル)として充てることがあります。工期を焦らず、1日の作業時間を柔軟にコントロールできる対応力が求められます。


5. 夏に塗装工事を行うメリット・デメリット

夏の塗装には表面温度のリスクがある反面、実は大きなメリットも存在します。検討中の方は両面を理解しておきましょう。

メリット

  • 塗料全体の乾燥・硬化自体はスムーズ: 条件さえクリアすれば、冬場に比べて塗料の硬化が早く、次の工程にスムーズに移れます。

  • 日の出が長く作業時間を確保しやすい: 冬場に比べて日照時間が長いため、天候が安定していればスケジュールが遅れにくいです。

デメリット

  • エアコンの使用に制限が出る場合がある: 窓をビニールで養生するため、一時的にエアコンが使えなくなったり、窓を開けての換気ができなくなったりします(※業者に相談すれば、エアコンを使えるように養生してくれます)。

  • 夕立(ゲリラ豪雨)のリスク: 近年の猛暑に多いゲリラ豪雨は、塗りたての塗料を流してしまう天敵です。雨雲レーダーの徹底的なチェックが必要です。


6. 夏の塗装で失敗しないための「優良業者」の見極め方

夏の塗装工事の成否は、「職人の知識とモラル」にかかっています。見積もり時や打ち合わせ時に、以下のポイントをチェックしてみてください。

  1. 「夏の表面温度のリスク」を説明してくれるか 「夏はいつでも絶好の塗装日和ですよ!」と調子の良いことばかり言う業者は少し注意が必要です。「夏の屋根は80°C近くになるので、時間帯を選んで塗りますね」といった具体的なリスクと対策を教えてくれる業者は信頼できます。

  2. エアコンを使える養生をしてくれるか 夏の施工中、施主様やペットが熱中症にならないよう、「エアコンの室外機を塞がない特別な養生」をしてくれるかどうか必ず確認しましょう。

  3. 工期(スケジュール)に無理がないか ゲリラ豪雨や猛暑による作業中断を想定し、予備日を含めた余裕のある工期を組んでくれる業者は安心です。


まとめ:真夏の塗装は「表面温度」を意識した確かな施工を

夏の外壁・屋根塗装は、天候が安定していれば非常にスムーズに進む絶好の機会です。しかし、「外壁や屋根材の表面温度が高すぎる」というリスクを無視して、ただがむしゃらに塗ってしまうと、数年後の剥がれやひび割れといったトラブルを招いてしまいます。

大切な住まいを長持ちさせるためにも、夏の環境特性を深く理解し、適切な施工管理を行ってくれる「雨漏り診断士」や「1級建築施工管理技士」などの資格を持った実績豊富なプロの塗装専門店へ相談することをお勧めします。

暑い夏だからこそ、お住まいを遮熱・断熱塗料で守る絶好のチャンスでもあります。まずは一度、お気軽に現場調査・見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。

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